ミニディスク(MD)は、1992年に発売され、光ディスク技術と音声圧縮技術を使い、当時としては画期的な圧縮音声を1/5圧縮し、Atracコーデックで記録できるフォーマットして、空のディスクに録音できることから、カセットテープ代替器として発売されました。当初は民生用として発売されましたが、CDとの差別化がうまくできず、また後発のiPodなどにとって代わられ、約10年市場で活躍し姿を消すことになりました。 また、民生機ではSCMS(コピーガード)がかけられ、一般に多く普及しませんでした。しかし、AM・FMラジオ局や、舞台音響などから、ランダムアクセス性が認められ、ポン出し用途などで、放送業務用としてソニーやTASCAMなどから発売され、プロの現場では多く使われるようになり、いまだに発売されています。
しかし、MDの音声を(コピーガード)なし、劣化なしで データ化したい要望は多く、WAVファイルなどに変換するサービスを始めました。