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<局への搬入素材についての注意事項>

 
■24P素材で、60iにプルダウン変換時、画被りが発生し、局への搬入がNGにされている件が大量に発生中!
当社にも他社で行った素材が、修正入稿されています。
 
 
24P素材を、ノンリニアソフトウェアだけで3-2プルダウンをかけて、XDCAMのMPEG422 LONG50で出力した際にこの事象が発生しているようです。コンテンツは、CMだけでなく、PV、番組、アニメなど多岐にわたります。
原因は、
 
1)パソコンのモニターだけで確認していると、フィールドのマタギが判別できない。 (PCのモニターは、プログレッシブ表示なので) ※マスモニでベースバンド表示して確認!
 
2)ソフトウェア処理のみだと、正確に、60i にプルダウンされない。 ※必ず、放送機材を用いて、測定器で、フィールド確認する。
 
3)XDCAM(映像8bit)は、60i 基準設計なため、MPEG圧縮(LONG- GOP)には、得意だが、プログレッシブには、不向き。 (HDCAM(-SR)の方が、強い。イントラ処理なので) ※当社では、これを回避するため、必ず、AVC-Intra 100 コーデック(映像10bit)を用い、特殊な機材を用いて、ユニバーサルフレームレート変換をかけている。NHKが、XDCAMを完パケにしないで、AVC-Intra 100をマスターにしているのは、フレームレート変換とダビング特性に強いため。 (XDCAMは、放送用途では、素晴らしいフォーマットですが、誤った使い方をしていると問題が発生するという意味ですので、誤解なきようお願いいたします)
 
 
回避方法)
必ず、イントラフレームで24PNなどネイティブ出力できるベースバンド機器で、マスモニも、24Pや30P確認できるモニターを用意し、プルダウンコンバーターを通した後、60i が正確に表示できる、放送用マスモニで、画のマタギを確認することですが、それが出来る機材は、限られています。AvidのDNxHD220か、パナソニックのAVCイントラフォーマットです。それを、XDCAMステーションにベースバンドで記録する必要があります。(Avidだけ、タイムラインに、別のfpsのクリップを混同させても問題はないが、専用ハードウェアにてベースバンド出力して確認。)
 
当社の場合は、このような、フレームレート変換によるエラーが無いのは、NHKと同じく、AVC- I_100コーデックを使用して、必ずベースバンド変換しているためであり、画がマタぐような処理にはなりません。 容易にパソコンのみで出力できるようになった弊害かと思いますが、基礎をきちんと押さえて、必要な機材をそろえるか、弊社などのJPPA系のポスプロをご利用されることを、おススメいたします。
 
 
補足)
プログレッシブ撮影の場合の注意点といたしましては、30P, 24Pを、マルチカメラで撮影して混在させたりすると、後処理が大変になります。 フレームレートは、ひとつの作品を通して、全て同じにして撮影することが、失敗のないプログレッシブ撮影となります。
また、編集時も、24Pで撮影したものを編集するのであれば、タイムライン設定は、24Pで行うことです。違うフレームレートで編集しないことです。 異なるフレームレートを混在編集でき、問題ないのは、Avid MC だけです。
 
解説: 株式会社ティーファブプロジェクト (https://www.teefive.jp/)
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